2013/02/06
‘脱’ニッポン?について
日本とベトナムを行ったり来たりしながら、早5か月。
仕事柄、ビジネス雑誌や書籍を読む機会が多いので、
毎週つらつらと目を通しております。
■‘脱’ニッポン?

*ハノイからほど近い村
その中で、最近良く出てくるキーワードが
「‘脱’ニッポン」についての特集記事である。
例えば、、、
1)今週の東洋経済の特集は「増える海外移住『脱ニッポン』という選択」です。
2)朝日新聞デジタルでは「脱ニッポン」という特集が組まれたりしています。
僕自身、ベトナムで働くベトナム人と出逢う中で、
「普通に日本で仕事をしていたら、仕事なくなるわ。。。」
と感じ続けてきた。
*参考:「日本人の仕事がなくなる日」
・人口減少
・少子高齢化
・若者の労働意欲の減退
などなど、こういうニュースを聞けば聞くほど、
「脱」ニッポンしたくなる気持ちはとっても分かります。
しかし、こうした記事を見るたびに思うことがあります。
「ニッポンって‘脱’しないといけない国なのか?」と。
■ベトナム人留学生が日本の学生との交流で気づいたこと

*ベトナム将棋にいそしむ若者たち
ここで一つ紹介したい文章があります。
ベトナム人留学生である僕の元学生が、日本で行われた
日本語スピーチコンテストでこんなことを書いていました。
「ベトナムでは日本人の若者との出会いが沢山ありました。
そして、その日本の学生たちがアルバイトをしたお金で
ベトナムに来ていることを知り、驚きました。
ベトナムでのアルバイトの時給はとても安くて、
それで海外旅行ほどにはなりません。
ベトナムでは、例えば、喫茶店でのアルバイトは時給は60円と、
とても安くて、殆どの親は自分の子供にアルバイトをさせたがりません。
アルバイトをして、海外へ行ける日本、
ベトナムはいつそんな国になれるかなと思いました。」
いつでも海外に行こうと思ったら学生でも行けてしまう国、日本。
新卒で20万円がもらえてしまう国、日本。
人も優しくて、思いやりがある人たちに溢れた、日本。
僕は日本に戻るたびに、日本の良い所を発見するようになっています。
だから、このような報道にはちょっとした寂しさを感じます。
■「チェンジメーカー留学inベトナム」に込めた考え

*昼寝するワンコ
そんな経緯から、
「海外を見ることで、翻って自分たちの国の良い点が見れるような
プログラムが出来ないか」と思い作ってきたツアーが
「チェンジメーカー留学inベトナム」です。
*第4期の様子
計4回開催し、計60名の日本人、ベトナム人大学生に参加して頂きました。
1週間という短い期間ですが、一週間をお互い共にする企画なので、
関係はとても深くなります。
ベトナム人大学生から見た日本、日本人。
ベトナム国内で働く日本人から見た、日本、日本人。
日本人としてベトナムで実際に働く経験を通じて見た、日本、日本人。
こうした視点の中から、日本に帰ったとき、
日本にある「良いもの」を発見し、身の回りにより良い変化を
生み出す人になってほしいという気持ちを込めています。
*僕自身もそういう人間にならないといけませんが汗。
社会起業とか、NPOとか、NGOとか、
そういう言葉にまとめなくても、誰もが持っている
「良いことがしたい」という気持ち。
その気持ちを、形にして、行動していける
人を増やしたい。
日本にいる間に説明会を開催します。
2月6日(水)と9日(土)13時~@原宿にて開催します。
お時間ある方も、単純にベトナムについて話をしてみたい
という方もぜひお越しください。
【申込みは以下まで】
http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1303.html
「最期は宣伝かい!」と思われた方、その通りです!(開き直り)
宣伝兼、最近思うことをつらつらと書いてみました。
今日は以上です。
ここまで読んで頂く有難う御座いました!
川村
仕事柄、ビジネス雑誌や書籍を読む機会が多いので、
毎週つらつらと目を通しております。
■‘脱’ニッポン?

*ハノイからほど近い村
その中で、最近良く出てくるキーワードが
「‘脱’ニッポン」についての特集記事である。
例えば、、、
1)今週の東洋経済の特集は「増える海外移住『脱ニッポン』という選択」です。
2)朝日新聞デジタルでは「脱ニッポン」という特集が組まれたりしています。
僕自身、ベトナムで働くベトナム人と出逢う中で、
「普通に日本で仕事をしていたら、仕事なくなるわ。。。」
と感じ続けてきた。
*参考:「日本人の仕事がなくなる日」
・人口減少
・少子高齢化
・若者の労働意欲の減退
などなど、こういうニュースを聞けば聞くほど、
「脱」ニッポンしたくなる気持ちはとっても分かります。
しかし、こうした記事を見るたびに思うことがあります。
「ニッポンって‘脱’しないといけない国なのか?」と。
■ベトナム人留学生が日本の学生との交流で気づいたこと

*ベトナム将棋にいそしむ若者たち
ここで一つ紹介したい文章があります。
ベトナム人留学生である僕の元学生が、日本で行われた
日本語スピーチコンテストでこんなことを書いていました。
「ベトナムでは日本人の若者との出会いが沢山ありました。
そして、その日本の学生たちがアルバイトをしたお金で
ベトナムに来ていることを知り、驚きました。
ベトナムでのアルバイトの時給はとても安くて、
それで海外旅行ほどにはなりません。
ベトナムでは、例えば、喫茶店でのアルバイトは時給は60円と、
とても安くて、殆どの親は自分の子供にアルバイトをさせたがりません。
アルバイトをして、海外へ行ける日本、
ベトナムはいつそんな国になれるかなと思いました。」
いつでも海外に行こうと思ったら学生でも行けてしまう国、日本。
新卒で20万円がもらえてしまう国、日本。
人も優しくて、思いやりがある人たちに溢れた、日本。
僕は日本に戻るたびに、日本の良い所を発見するようになっています。
だから、このような報道にはちょっとした寂しさを感じます。
■「チェンジメーカー留学inベトナム」に込めた考え

*昼寝するワンコ
そんな経緯から、
「海外を見ることで、翻って自分たちの国の良い点が見れるような
プログラムが出来ないか」と思い作ってきたツアーが
「チェンジメーカー留学inベトナム」です。
*第4期の様子
計4回開催し、計60名の日本人、ベトナム人大学生に参加して頂きました。
1週間という短い期間ですが、一週間をお互い共にする企画なので、
関係はとても深くなります。
ベトナム人大学生から見た日本、日本人。
ベトナム国内で働く日本人から見た、日本、日本人。
日本人としてベトナムで実際に働く経験を通じて見た、日本、日本人。
こうした視点の中から、日本に帰ったとき、
日本にある「良いもの」を発見し、身の回りにより良い変化を
生み出す人になってほしいという気持ちを込めています。
*僕自身もそういう人間にならないといけませんが汗。
社会起業とか、NPOとか、NGOとか、
そういう言葉にまとめなくても、誰もが持っている
「良いことがしたい」という気持ち。
その気持ちを、形にして、行動していける
人を増やしたい。
日本にいる間に説明会を開催します。
2月6日(水)と9日(土)13時~@原宿にて開催します。
お時間ある方も、単純にベトナムについて話をしてみたい
という方もぜひお越しください。
【申込みは以下まで】
http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1303.html
「最期は宣伝かい!」と思われた方、その通りです!(開き直り)
宣伝兼、最近思うことをつらつらと書いてみました。
今日は以上です。
ここまで読んで頂く有難う御座いました!
川村
Posted by やっつ at 19:42│Comments(0)
│ベトナム仕事奮闘記