2012/07/12
家庭教師始めました

ホーチミンに来させてもらい早2か月。
途中、日本に帰ったりしていたので、1か月半。
正直、今まで世界の、、、それは言い過ぎかもしれないので
ベトナムの中心はフエだと思っていた。
しかし、それは全く違っていました。
ベトナムの経済の中心は間違いなくホーチミンですね。
本当に無知ですみませんでした!
さて、世の中は知らないことだらけなのですが、
今回、ご縁あり、ホーチミン在住のとある方の娘さん(小学生)の家庭教師を
夜間で教えさせていただけることになりました。
直接お誘い頂いた方は日本人の方です。奥様はベトナム人。
そして娘さんはハーフということになる。
この娘さんがとても元気で、「俺も小学生の頃はこんな元気だったかなー」
ととてもほのぼのした気分にさせてくれる。
ただ、僕と違うのは以下のような点だ。
・ホーチミン生まれのホーチミン育ちであること
・日本語、英語、ベトナム語を使いこなすということ
・彼女の友人が複数の国に渡っているということ
そんな背景を持つ彼女なので、国語を教えているとこんなやり取りがある。
僕:「『なぜならば』は理由を表す接続詞ですね。」
娘さん:「なるほどね。ベトナム語でいうと○○だよね。英語だと△△かな。
これ良く使うよね。」
僕:「。。。そ、そうだね!じゃ次いこっか!」
というタジタジな状況にしばしば遭遇している。
それはこれから克服するとして、、、何がいいたいかというと、
「今まで経験したことがなかった新しい世界を見させてもらっている」こと
そして「なんだか楽しいよね!」ということだ。
日本生まれ、日本育ち、日本人の両親、先祖も昔から日本人という
「ザ・日本人」な自分。
そんな自分にとって、娘さんが見ている世界は新しくて、聞くもの全てが初体験。
家庭教師とは言っているけれども、正直、自分の方が学ぶことが多い。
彼女は、生まれがホーチミンだし、父親は日本人、母親はベトナム人。
学校はインターナショナル校。物心つくころには、3か国語を話していたという。
そんな彼女も日本の中学受験のために現在、国語と算数の強化月刊とのこと。
僕も昔、中学受験をしていたことがあるので、少しはお役に立てるのかな。
また、全く知らなかったことなんだけれども、現在、日本にある私立高校は
結構、ベトナム人の高校生の留学生の誘致に取り組み始めているとのこと。
日本はどんどん若者が減っていく中、日に日に子供が生まれ増えていく国ベトナム。
私立高校は生徒がいなければ経営成り立たないので
生徒を獲得するために、ベトナムをはじめとした新興国には目を向けることは当然の成り行き。
また学校自体も進出しているケースも結構あるみたい。
ただ、受入側の高校と留学生の間でやはり文化的な問題が発生していて、
中々うまくいくケースが少ないらしい。
この辺りの新しい動きにはとても興味があるので、
別途、詳しく記事を書かせて頂きます。
とにかく、こんな世界があったのんだなーとまたしても自分の視野の狭さを痛感する日々です。
娘さんが夏休み期間中は定期的に教えさせて頂く予定なので、これからが益々楽しみです。
いつもながら、こうした人のご縁は有難いことです。
しっかりとお役に立てるように取り組んでいきます。
川村
Posted by やっつ at 21:01│Comments(0)
│ベトナム仕事奮闘記